北九州市立大学文芸研究会のブログ

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風来坊の勝手に放言抄―冬といえば……―

皆さん、こちらのブログでははじめまして。

卒業間近の4年生、風来坊です。

 

とっくに引退をしている僕が書き込んでいいものかどうか迷いましたが、

面白そうなので記事を投稿させていただいた次第です(赤沙汰君には一応許可を取りました)。短い間(予定)ですが、どうぞよろしくお願いします。

 

さて、2月もとうとう下旬になりました。

早いものですねえ。冬もあとわずか、春まであと少しです。

冬も終わりに近づいているということで、まあ文芸とは全く関係ないですが(いや、文芸について語れよと言われるかもしれませんが、それはまた後日に……)、冬に似合う曲についてちょこっとだけ書き連ねていこうと思います。

 

「冬」という単語が直接入っているもので一番僕が好きなのは、「白い冬」(ふきのとう)です。ふきのとうはフォーク・デュオとして知られていますが、この曲はフォークというより演歌っぽい曲調かと思う人もいるかもしれません。冬の厳しさを表しているような曲調に、恋人と別れて一人で冬を迎える女性の心境が描かれた歌詞が見事にマッチしています。日本酒でもあおりつつ、しみじみと聴いていると、非常に落ち着きます。また、僕が初めて「白い冬」を聴いた時、同じCDに入っていたのが「雪」(猫)でした。当時はそんな気にならなかったですが、久しぶりに聴くと、なかなかどうしていい曲ですね。聴いていてコーラスがとても心地良いです。猫は吉田拓郎のバックバンドを務めたこともあるグループですが、この曲も吉田拓郎作詞作曲です。さすがは拓郎。

 

さて、冬の一大イベントとして、クリスマスがありますよね。バレンタインデーもいい曲がありますが、そちらは割愛して、クリスマスに関する曲をいくつか。

ここまで本文をご覧いただいたら分かる通り、僕は音楽の趣味が懐メロに偏りがちです。それでも、「いつかのメリークリスマス」(B'z)は僕の中では比較的新しめの曲ですが大好きです。というか、クリスマスには欠かせません。最初から最後まで切ないです、この曲。クリスマスソングのカップルは、幸せなまま過ごすか、あるいは失恋してしまって思い出を振り返るという二つのパターンに大体分かれているように思いますが、この曲は後者のパターンでも屈指の切なさでしょう。一方、「安奈」(甲斐バンド)は歌詞の展開を見てみると、必ずしも単純に失恋したまま終わるというよりかは復縁しようとしている所で終わっている風に僕には見えました。それを考えると、「いつかのメリークリスマス」の方がなおさら切なさを感じます。「安奈」ももちろんいい曲です。聞いてて幸せになる感じで。切ない系の曲をもう一曲挙げるなら、「クリスマスキャロルの頃には」(稲垣潤一)でしょうか。曲調は前の二曲とは違い、マイナー調で、お洒落さが漂っています。歌詞は相手を愛しているからこそ一旦距離を置こうという、いわば失恋系ですかね。かといって暗すぎない感じがgood。ちなみにこの曲、僕が生まれた年に発表されているんですね。

幸せ系の曲としては、「クリスマス・イブ」(山下達郎)……ってこれ、歌詞が失恋系でしたね。聴いていて心が洗われるようではありますが。ということで奥さんの曲である「すてきなホリデイ」(竹内まりあ)は間違いないでしょう。まあ、出てくるのはカップルというより、家族ですが。カップルが出てくるもので明るい曲といえば、「恋人がサンタクロース」(松任谷由実)ですかねえ。

 

……こんなところでしょうか。明らかに選曲が偏っていますし、拾い切れていない名曲も多々あると思います。

ついつい長文になってしまいましたが、こんな感じでこれからもお届けしたいなと思っています。皆さんも、おすすめの冬に似合う曲があったら教えて下さいね!

ご覧いただき、ありがとうございました!