○○日和。
初めまして、日傘と申します。
こんな名前ですが、日傘を買ったことも使ったこともありません。響きと字面が好きなもので。
「日和」という言葉があります。空模様、特に晴天を指す言葉で、何かをするのに相応しい天気の意味で多く使われていますね。
桜がちらほら咲きはじめ人々が花見の準備にそわそわしているこの時期は、私にとっては「室内日和」と言えます。
柔らかい春の日差しがカーテンを透かして室内灯も要らないリビングで、読書をしたり絵を描いたり粘土を捏ねてみたり。そして前々から気になっていた映画を鑑賞してみたり。
日の光の色や明るさで時間の流れを感じながらあっという間に一日が過ぎていきます。寝る前に一日を振り返ってみると「あぁ、満ち足りてるなぁ」と感じます。自分の趣味をとことん楽しむのに、もってこいの季節だと私は思います。
皆さんにとっては”何”日和でしょうか。
最近は映画を観るのにはまっています。特に、洋画。
おすすめは『シングルマン』『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』です。主演の俳優さんの演技に惚れ込んでしまいました。いい作品なので、是非。
文芸研のブログなのに映画の推奨で終わるのもどうかと思ったので、おすすめの本も紹介させてください。桜庭一樹さんの『私の男』、木原音瀬さんの『箱の中』です。こちらも是非是非。