霜降の月 過ぎて脳裏に 別れ霜
お久しぶりです。三年の水無月葉六です。
数日前、部室をよく訪れるメンバーで旅館を経営する夢を見ました。
無意識のうちにこのサークルを引退する名残惜しさでも感じていたのでしょうか。知らんけど。
そう、先日の青嵐祭でのたこ焼き作りが終わり、そして本日(正確には昨日)の部会で会長が代替わりし、三年生は引退という形になりました。
と、いっても、参加必須の仕事が殆ど無くなるだけで卒業までは今までと変わらない文芸研生活を送るのだと思いますが……
文芸研究会員としての自身を、とくに、入部前と現在の自身を振り返ってみたところ、文芸に対する意欲は殆ど変わらないか少し減っているくらいでした。
このサークルでの経験を経て更なる意欲が……ということには残念ながらなっていません。
しかし、それでも僕は現在も執筆を細々と続けております。
この事実が文芸研に在籍していたことと繋がるならば少しは格好がつくかなと思いました。知らんけど。
あまり長々と書き連ねても良いことはないので今回のタイトルにした理由で締めさせていただきます。
正直、思いつかなかったので弟の誕生月でもある今月(11月)の別名を捏ね繰り回してぶち込みました。
身の回りに存在するものからネタを取り入れるのって楽しいですよね。
閲覧ありがとうございました。
青嵐祭
今年もたこ焼きをします、明日から。
ぜひお越し下さい。
今回の担当は今田康生でした。
と、終わると怒られそうなのでもう少し続けます。
皆さんは、「青嵐(せいらん)」の意味をご存知ですか?
青葉の季節に吹く爽やかな風を表しているんです。
そう、初夏の風です。
ところが、今は秋。最近北九州はめっきり寒くなっています。
それでも、我々の文化祭が「青嵐祭」と言うのには深い訳があるんですね、たぶん。
ちなみに、僕は知りません。興味がありません。
しかし、興味を持つ人は興味を持つと思うんですよ。で、考えてみたり調べてみたり。
私達のサークルは文章を書くサークルです。
それだけで集まっているので、メンバーの方向性はあっちらこっちらという有様です。
皆勝手な関心を持って、勝手な話を書いています。
だからこそ、私はいつも冊子をワクワクしながら開けさせられ、忌々しいことに寝不足にさせられます。
そんな冊子を青嵐祭にて、無料で配布しています。
たこ焼きを買う必要はありません。
読書の秋、冊子を読むのにはうってつけです。
是非お手にとって、御覧になってください。
地元
はじめまして、こんにちは。一年の佐上といいます。
最近になってようやく朝が涼しくなってきましたね。この夏休みの間、私は実家に戻ってダラダラと過ごしています。このままずっと実家にいたら駄目なのかなあと本気で考える日々です。
さて、私の実家はかなりの田舎にあります。家の後ろは山、すぐ横は田んぼ。車が無ければどこにも行けません。ということで嫌々ながら自動車学校に通っています。早く卒業したいのですが、いかんせん忘れっぽい性質なので昨日できたことが次の日には出来なくなっている、ということで中々前に進めません。後期の授業が始まる前には卒業出来ますように。
去年の私は高校生だったわけで、高校生の夏休みと大学生の夏休みのあまりの違いに、最初のうちは「こんなに休んでもいいの?」と半ばびくびくしながら過ごしていたのですが、既に夏休みを一か月満喫した今の感情は「あと一か月休みが欲しい」に尽きます。もっと言えばあと一年休んでいたいです。
高校生の頃、五時に起きて十時に寝ていた私はどこへ行ったのでしょう。大学に入学ししばらく経った頃、気づけば七時に起きて十二時に寝る、という生活リズムに変わっていました。都会のテレビは遅くまで面白い番組がたくさんあってついつい起きてしまいます。ちなみに実家にいる今の就寝時間は十時です。番組のCMに書いてある「※一部地域を除きます」の一部地域に私はいます。本や雑誌は発売日から一週間くらい遅れるのが普通です。
なんだか地元の不便なところばかり書いてしまいましたが、良いところもちゃんとあります。星空がとても綺麗なところ、夜がとても静かなところ。そして何より家族がいるところ。大学進学のために一人暮らしをしてみて、いつ帰っても誰かが待っていてくれることがどれほど特別かが分かりました。学校であった楽しかったこと、悲しかったこと、それらを聞いてくれる家族が近くにいないことって、結構寂しいです。
残り少ない夏休み、家族と一緒にいられる滅多にない機会。一日一日を噛みしめて過ごしていきたいです。
拙い文を読んでくださりありがとうございました。それでは、また会える日まで。
無気力に襲われる
初めまして、一年生です。もしもの時のために、名前は伏せておきますね。また、わたしはブログを書いたことがなく、もしかしたらこの文章全部が題名かもしれません。その時はご了承ください。
さて、今は夏休みです。大学生は高校生までの地獄のような宿題から解放されて、なおかつ2倍に増えた夏休みという名の自由を与えられるのです。あるものはバイトに明け暮れ、あるものは遊び呆ける。それでも大学生の夏休みはまだまだ終わりません。大学生は夏休みを持て余すのです。私はもう、持て余しています。今日なんてずっと寝転がってYouTubeを見ていました。関連動画から関連動画へ、何かにとりつかれたように動画を何時間も再生し続けていました。廃人です。どうも、YouTubeが生んだ影の部分です。そして気がつくともう夜。あら、大変!私は今日もまた生産性のない時間を過ごしてしまった!よし、今から何かを生み出そう。そうしてこのブログを書き始めたわけです。
しかし無気力というものは非常に強い力を持っていて、無気力ルートに一度入ってしまうと、なかなか抜け出せるものではありませんね。「さあ、立ち上がろうよ。」と私の頭の中の、クラスに一人はいる正義感がやたらと強い子が言っても、「めんどくせー奴だな、あいつ無視しようぜ。」とまたまた私の頭の中の、クラスに一人はいる、裏では嫌われているが権力のあるパリピが言うので、その他大勢である、傍観者の私のような人間は、従わずにはいられません。じゃないと私が無視されてしまうので。
無気力に襲われるとはよく言ったもので、いい得て妙だな、と感心してしまいます。本当に、襲われるのです。蜂、クマに並ぶ三大狂暴生物です。知らんけど。
けれど、私はもう大丈夫です。クーラーのきいたリビングから、べらぼうに暑い別の部屋まで、自分の足で、パソコンを取りに行ったのです。私はもう傍観者じゃない。権力のあるパリピに勝ったのです。
そうして私は、無気力の屍を横目に、勝ち誇った顔でこのブログを書いています。しかし、さっき、死んだはずの無気力が少し、動いたような気がしました。気のせいか。いや、気のせいではなかった。無気力が脳に直接語り掛けてきます。「このブログを書き終えて、YouTubeを見たらどうだい?新しい動画が上がっているかもしれないよ。」と。しかし、その言葉を聞き終える前に、私はインターネットの検索ウィンドウに狂ったようにYouTubeの文字を打ち込んでいました。
無気力は死んだふりをしているだけで、少しでも隙があると、すぐに私たちに襲い掛かってくるのです。ほら、あなたの後ろにも。
以上、ほんとにあった怖い話でした。
こんなくだらない文章を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
また、お会いしましょう。
親愛なるA嬢へのミステリー
みなさんこんにちは、いかがお過ごしでしょうか。白石萌々佳です!
今回は本の感想にしてみました。とはいっても漫画ですし、書評と言うほど深い考察もできないので、単に私の感想です。読み流してもらえれば……と思っております。
あらすじを紹介しますね。
「本好きな少女・綾乃は、気がつけばいつも物語の世界に浸っていた。そんな彼女はひょんなことから、遠縁にあたる小説家探偵・能見啓千の身の回りの世話をすることに。啓千は都筑応居という小説家として熱狂的なファンを多く持っていたが、大学の友人・大悟の恋人だった綴に右手を切られ、断筆。しかし彼の書いた小説はいまだに人々を魅了し続け、数奇な事件を次々と引き寄せてゆく」(親愛なるA嬢へのミステリー3巻より)
コミックスから引用させていただきました。
何よりも、主人公の綾乃ちゃんが圧倒的にかわいいです。啓千さんの背中にもたれかかって本に没頭する姿が、本当にかわいいです。すっかり本の世界に入り込んでいるときは、瞳がきらきらして背景にも星が舞ったり、描写もかわいらしくて大好きなシーンです。
そんな綾乃ちゃんがふとした時に見せるシリアスな表情だったり、心に刺さる言葉だったり、そのギャップがまたいいですよねー。ネタバレになってしまうので「あのセリフが」とか「あのシーンが」とか書けないのがとっても残念です。ぜひ実際に読んで確かめてください。
啓千さんのキャラクターも大好きです。クールキャラでいつも涼しい顔をしているのですが、綾乃ちゃんのピンチで見せる心の底から焦った表情とか、綾乃ちゃんだけに向けるあたたかい笑顔とか、何度も目で追ってしまいます。
しかし、啓千さんのことを語るうえで外せないのは、都筑応居として綴った文章が作中に登場するシーンでしょう。私も物書きの端くれです。もともと読書は大好きです。応居の文章がどれだけすごいか、とてもよくわかります。第1巻に登場する応居の作品「夏時雨の恋人」は、1ページ丸々使って、素敵なフレーズや登場人物の一人である「綴」という女性の描写があります。初めてそのページを見たとき、ため息が出ました。感嘆のため息です。どうしたらそんな言葉を思いつくんだろう。どうしたらそんな描写が書けるんだろう。本当にそう思いました。それくらい、衝撃的なページだったんです。
作中で起こる事件は、すべて都筑応居の作品がきっかけになっています。自分の書いた小説が発端となって起こった事件を解決し、まるで物語の世界を迷いながら生きているような啓千さん。彼に寄り添い、手を引き、現実の世界との仲立ちをしている綾乃ちゃん。2人の関係がどう変わっていくのかも、注目していただきたいポイントです。
全3巻のとても短い漫画です。でも、すべて読み終わったときの充足感は1冊の小説と同じくらい重みがあって、幸福な気持ちになります。
ずいぶんしっかりと書いてしまいました。良ければ読んでみてくださいね。
ありがとうございました。次回の更新をお楽しみに。
雨
はじめまして、こんにちは。和栗まろんです。前回書くのを忘れていたため今回がはじめてとなります。本当に拙い文章ですが、ご容赦ください。実を言うと私の担当は先週でした。さすがに今回は書いておかないと…と思い焦って書きました。今週担当の方失礼します。
梅雨はじとっとして、カビも生えやすく嫌な季節。今年は梅雨らしさを感じることはそれほどなかったように思われますが、大学の周りでもいくらかセミの鳴き声が聞こえてくるようになり、もうじき本物の夏がやって来そうです。
ところで、雨のにおいは好きですか?雨の日にする土なんだか植物なんだかの独特な香りです。雨臭いと言う表現をよく聞くので、苦手な人も一定数居るのかもしれないですね。自分は結構好きな落ち着く匂いです。カビの臭いではなく、雨がしとしと降る休日の昼下がりに、濡れた植物からしてくるようなイメージの匂いです。あの匂い成分の正体は何なのだろう。どこかのサイトには植物が出している成分やら、土の中から押し出された空気やら埃やら様々書いてありました。もしかしたら、雨のにおいと言っても一種類ではないのかもしれません。雨の日のいうのはどうしても活動が制限されてしまうものですが、家で趣味に打ち込んだり、録画したドラマを見たり、部屋の模様替えをしてみたり意外と楽しめるものだなと思います。
話は変わりますが、この間数日間の酷い大雨の中、無事にお過ごしでしたか。先週の金曜日は1限だけあって後は休講でしたね。朝眠たいのを我慢して大雨の中登校してきたのに、いざ来てみるとに2限からは休講。じゃあ、最初っからそうしとけよ!と思った人、ラッキーとっとと帰ろ~と思った人、元々行ってないよと言う人様々でしょう。そうして、いざ帰ろうと思ったら駅もバスも運転見合せになっており、結局帰りが遅くなった人やタクシーでお金が吹っ飛んだ人も居るのではないでしょうか。私は通学路の半分弱程を徒歩で、後はタクシーで帰宅したのですが、なぜか通学路全ての道のりをタクシーに乗った時の金額の3分の1も節約できませんでした。目的地に着く直前に200円くらい運賃が跳ね上がったのですが、ぼったくられた訳ではないと思いたいです。
どうでもいい私事を挟みましたが、とりあえず、雨の日も悪くないと言うことと、悪天候時には、大学がいくら来いと言っても、従う必要はないということです。帰り道の安全が確保されていることを第一に優先しましょう。あと、大雨の中濡れたスマホでタクシー業者の電話番号を検索するのはやめた方がいいです。よく見えなかったせいで、間違って岡山のタクシー会社に電話してしまい恥をかきました。それでは。